秋田の基礎知識

高松川上流、泥湯温泉から約2km、標高700mに位置する。 1200年ほど前から山伏の修験の場として、立山・恐山と並んで日本の三大霊場の一つに数えられている。 江戸時代初期からは秋田藩の許可の下に硫黄を採掘していた。全山、白い山肌と奇岩・怪岩におおわれ、硫気や水蒸気が噴出、草木が生えない寂莫とした光景はまさに地獄絵図を思わせる。 特異な自然景観を持ったこの地域は自然観察教育林に指定されている。 約20mの断崖から温泉が滝となって流れ落ちる川原毛大湯滝がある。7月上旬～9月下旬は入浴可能。