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秋田駒高山植物群落
あきたこまこうざんしょくぶつぐんらく
駒ヶ岳山頂付近は溶岩が裸出する男岳、火山弾や火山礫が推積した大焼砂、残雪が作る大雪田など、 複雑な地形が入り交って多様な環境となっており、多くの高山植物が生育している。 男岳岸壁には乾燥に強いイワウメ、イワヒゲ、ミヤマウスユキソウなどが見られ、阿弥陀池の周囲や窪地の雪田にはチングルマ、 ヒナザクラなどがいわゆるお花畑を作り、大焼砂にはコマクサ(写真)の大群落が見られる。 八合目までバス運行があるため、初夏から秋にかけては多くの登山者で賑わう。 一帯は国の天然記念物指定を受けており、一切の動植物の採取が禁じられている。
■問い合わせ先
0187-43-2111
(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)