保呂羽山の霜月神楽
ほろわさんのしもつきかぐら
この神楽は延喜式内社出羽国九座のうち、保呂羽山波字志別(はうしわけ)神社の神事の一つである。 神社の開基は天平宝字元(757)年とされ、延長5(927)年、式内社として列格された。7日夕刻から翌朝にかけて神主大友家神前で行われる湯立て神楽である。 1日から身を清めた人が神殿内に大きな湯釜2つを据えて、沸騰した湯を立て、五調子、湯加持、天道舞、伊勢舞、保呂羽山舞など神事式三十三番の演目を舞う。 笛、銅拍子、太鼓が奏されて、舞が奉納される。明け方近くになると熱湯に笹を浸して参拝者に振り掛ける湯立てで最高潮を迎える。
開催日 11月7・8日
国指定重要無形民俗文化財