秋田の基礎知識

三浦家住宅

みうらけじゅうたく

三浦家住宅

藩政期に代々黒川村の肝煎を務めた三浦家の住宅。中世城館の黒川館の高台に屋敷を構え豪農で林業も経営し黒川油田の開発にともない大正7(1918)年、邸内に郵便局を置くなど地域の発展に大きく貢献。主屋は面積561㎡、文久元(1861)年建築の両中門造りで東北地方で最大規模。米蔵、文庫蔵、表門、鎮守社があり豪農の屋敷建築の形態を知る上で歴史的価値が高い。平成18(2006)年12月、国の重要文化財に指定された。