まんたいぶつ
菅江真澄の『男鹿の春風』に、正徳4(1714)年、僧・普明が刻んだ木端仏(こばぼとけ)との伝承が書かれている。三間四方の小さなお堂で、内部の壁面・天井に杉の木彫りの地蔵が約1万3000体並んでいる。もとは真山の光飯寺(現在の真山神社)金剛童子堂であったが、明治の神仏分離令で現在地に移った。