ひらたあつたねぼち(おくつき)
この地を生前平田篤胤は墓地と定めていた。安山岩の自然石に、表「平田篤胤之奥墓」、裏「天保十四年癸卯閏九月十一日」と刻されている。伊勢神宮および師の本居宣長の墓所のある伊勢国(現三重県)に向かって正装正座で葬られたと伝えられている。墓の後方には室織瀬と後室のお里勢の両夫人の招魂碑がある。昭和9(1934)年に国指定史跡。