秋田の基礎知識

歩兵第17連隊

ほへいだいじゅうしちれんたい

歩兵第17連隊

旧陸軍の秋田の「郷土部隊」。明治18(1885)年、仙台第2師団歩兵第17連隊として創設され、明治31(1898)年9月20日、秋田の兵舎に移り郷土部隊となった。日清・日露戦争に参加、特に日露戦争では明治38(1905)年、黒溝台の激戦で274人の戦死者を出した。日中戦争では満州に動員され、太平洋戦争で昭和19(1944)年南方戦線に移されフィリピンで終戦を迎えた。秋田市中通四丁目に「歩兵第十七連隊跡」の碑(写真)がある。