みわじんじゃ
杉木立に囲まれ、地元では「杉の明神様」と呼ばれている。養老年間(717~24)の創建と伝えられている。平安末期の平泉の藤原氏、中世には小野寺氏、近世には佐竹氏の庇護を受けた。本殿は三間社流造り、向拝一間、銅板葺き(もとはこけら葺き)。形式から室町時代後期の建立と考えられている。本殿と並んで境内社・須賀神社本殿が建っており、こちらは正保4(1647)年の建立。入母屋造り妻入り。どちらも国の重要文化財に指定されている。