秋田の基礎知識

真山神社

しんざんじんじゃ

真山神社

12代景行天皇の時代、武内宿禰(たけのうちのすくね)が巡察の際、男鹿で真山に祈願したのが始まりとされる。平安時代以降、赤神明神と習合、別当光飯寺(現在は廃寺)が開かれた。橘氏・安東氏などの保護を受け藩政期には藩主佐竹氏の祈願所となった。明治の神仏分離令により元の神域に復し県社に列せられた。民俗行事ナマハゲの伝承と関わりが深く毎年2月に「なまはげ柴灯(せど)祭」が行われる。境内のカヤの木は県指定天然記念物。