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菅江真澄
すがえますみ
宝暦4?~文政12(1754?~1829)年、美河(愛知県)生まれ。本名白井英二。信越・東北・北海道まで各地を紀行し、享和元(1801)年以降は秋田領内で活動。博学の人で、自然・民俗・文学・歴史・考古・地理・本草・など、図絵をまじえた多数の著作を残し『菅江真澄遊覧記』と総称されている。初めてナマハゲを記録するなど、秋田の民族・歴史を研究する上で貴重な資料となっている。『月の出羽路仙北郡』執筆中に病に倒れ、梅沢(仙北市)で病み、角館神明社で死去したとも、梅沢で死去し遺体が角館に運ばれたともいわれる。墓は秋田市寺内にある。