にほんかいちゅうぶじしん
昭和58(1983)年5月26日、能代沖の日本海を震源とするマグニチュード7.7の大地震。この地震で100人以上の死者を出したが、建物の倒壊による被害は少なく、その大半は津波によるものであった。特に男鹿市加茂青砂を訪れていた合川南小学校(北秋田市)の児童が多数巻き込まれた悲劇は象徴的であった。また、能代市や秋田市などで液状化現象も報告されている。秋田県では戦後最大の災害で、5月26日は「県民防災の日」に定められた。