秋田の基礎知識

農地改革

のうちかいかく

戦後、民主化政策の一環として行われた土地改革。秋田県では昭和20(1945)年11月、実施機関である農地部が設置され、各市町村ごとに農地委員会を設けた。昭和22(1947)年3月から27(1952)年10月まで24回にわたり、地主から土地買い上げと耕作者への土地売り渡しを行った。また牛馬の飼料や肥料の採草地も同様に解放が進められた。大地主制は崩壊し、大量の自作農が出現、戦後の秋田県農業発展の基礎を築いた。