秋田の基礎知識

土崎大空襲

つちざきだいくうしゅう

土崎大空襲

昭和20(1945)年8月14日深夜、秋田市土崎にあった日本石油製油所を標的にB29爆撃機を中心とする延141機の米軍機が襲来、4時間にわたり約1万2000発余の爆弾を投下、死者112人(大半は一般市民)の大被害を受けた。日本は14日に連合国側にポツダム宣言受諾を伝えており、空襲が終わった15日は終戦の日で、太平洋戦争最後の空襲となった。土崎港湾公園の「平和を祈る乙女の像」(写真)をはじめ、土崎の各地に慰霊碑が建てられている。