でわのさく
律令国家が設置した古代城柵。『続日本紀』和銅2(709)年7月1日の記事に初めてその名が登場する。 当初は山形県庄内地方に設置されたようだが、『続日本紀』に天平5(733)年12月26日、秋田村高清水岡(秋田市)へ移設されたとある。 天平宝字4(760)年頃、秋田城と表現されて以後出羽柵の名前は現れなくなる。