いせどうたいいせき
平成7(1995)年、大館能代空港のアクセス道路建設に先立つ調査で発見された縄文時代後期前半の遺跡。複数の環状列石や掘立柱建物跡、土壙墓のほか多くの遺物が発見された。 環状列石はこれまで4つが発見されており、いずれも大規模なものである。またヒョウタン形土器・板状土偶・キノコ形土製品など、儀器・呪術具と推定される多種多様の遺物が発見されており、単なる墓域ではなく様々な祭祀が行われた場ではないかと考えられている。国指定史跡。