秋田の基礎知識

御殿まり

ごてんまり

由利本荘市に伝わる民芸品。江戸時代初期、最上家の重臣楯岡氏が由利を治めていたころ、本荘城に奉公した女中達から城下に広まったといわれている。 初めは少女の遊び道具だったが、次第に装飾性を強め美しさを競うようになった。 もみがらを詰めた紙を芯にし、糸で巻いて球体をつくり、太い針で色とりどりの手芸用糸を縫い込んで幾何学模様を生み出す。 まりの両脇と下部の三方に房を垂らすのは本荘御殿まりだけの特徴である。毎年11月に由利本荘市で、全国御殿まりコンクールが開かれている。