目潟火山群
めがたかざんぐん
男鹿半島西海岸にある一ノ目潟、二ノ目潟(写真)、三ノ目潟は丸い形をした淡水湖で「マール(爆裂火口)」の典型として知られ、世界各国の研究者によって調査がなされている。 マールはマグマが地下水と接触して爆発する火山で、爆発力が非常に強いためほかの火山と異なり、噴出物が火口付近に残らない。 また、地下水面以下で爆発するため、噴火が終われば水で満たされることが多い。 国の天然記念物に指定されている一ノ目潟は噴出した岩石の中に地下深部のマントル由来の岩石が見られ、特に注目されている。
■問い合わせ先
0185-46-4111
(男鹿市教育委員会生涯学習課)