秋田の基礎知識

森吉山

もりよしざん

標高1454mの向岳を中心にして、一ノ腰、前岳、石森、カンバ森、ヒバクラ岳など、1200m級の峰々がU字形に連なるアスピーテ型の成層火山。 火山活動は新生代四紀のものだが、有史以来その活動は記録されていない。山腹にはブナ林が広がり、標高1100m以高はオオシラビソ林となる。 山頂にかけての低木林には、初夏から秋にかけて100種類の高山植物が咲き誇り、「花の百名山」として親しまれている。 昭和43(1968)年に約1万5000haが県立自然公園に指定されている。森吉山麓のブナ林では、クマゲラの生息・繁殖が認められている。

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0186-72-5243
(北秋田市産業部南工観光課)