ししがはなしつげん
直径50cm以上のマリモのような水生のコケ類が絨毯(じゅうたん)状に密生する大規模群落で、「鳥海マリモ」の俗称で知られる。 鳥海マリモはアラスカ、カナダなどの標高1500m以上の高冷地に隔離分布する希少種のコケ類などからなり、藻類のマリモとは別のものである。 この湿原の成因は、年間を通して7.2℃と低い伏流水の湧水池群で、林内にはアガリコと呼ばれる奇形ブナの群落もある。
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