奈曽の白瀑
なそのしらたき
鳥海山奈曽渓谷を流れる奈曽川下流域にある高さ26m、幅11mの形の整った瀑布。 巨杉に囲まれて常時豊富な水量があり、滝口の後退によってできた渓谷に流れ落ちる優れた景観は見応えがある。 高さ4.85mもある観音菩薩像や「小滝のチョウクライロ舞」で名高い金峰神社がこの滝をご神体としている。 小滝集落は小滝修験発祥の地といわれる。集落には修験に関する古文書資料や、宿坊の標石を敷地内に持つ家が現存する。 小滝修験は滝を荒行の場としたのではないかといわれている。
■問い合わせ先
0184-43-2005
(にかほ市像潟郷土資料館)