秋田の基礎知識

十和田湖

とわだこ

十和田湖

十和田湖は第四紀洪積世に誕生したカルデラ湖である。大規模な陥没が2度起こったといわれる。 面積は59.8km²。 明治36(1903)年に大町桂月(けいげつ)が訪れてその美しさに感嘆し、雑誌「太陽」に紹介したのがきっかけで全国に知られるようになった。 昭和3(1928)年に天然記念物に、同11(1936)年には十和田湖国立公園に、同27(1952)年、特別名勝及び天然記念物に指定される。 平安時代に起きた噴火は、火砕流と洪水を引き起こしたが、八郎太郎伝説の元になったという説もある。 和井内貞行が養殖に成功したヒメマスが生息していることでも知られている。

■問い合わせ先
0186-29-4726
(小坂町立総合博物館郷土館)