秋田の基礎知識

日吉八幡神社

ひえはちまんじんじゃ

日吉八幡神社

もとは八橋山王社(八橋の山王さん)といったが、明治30(1897)年に日吉八幡神社と改称した。14世紀には下新城のち上新城にあり、元和元(1615)年に飯島から八橋に移転、外町(とまち)の鎮守となった。雄物川の氾濫により、寛文2(1662)年に現在地に移った。秋田県唯一の仏式木造三重塔があることで知られている。三重塔は宝永4(1707)年の建築(嘉永7<1854>年改築)、拝殿は安永7(1778)年、本殿は寛政9(1797)年建築の権現造り。