ちょうこくじ
寛政6(1794)年、名僧として名高い是山(ぜさん)泰覚の創建。天明4(1784)年、亀田藩主隆韶(たかつぐ)から遺贈された奈良長谷寺本尊と同木の仏を胎蔵仏とした高さ約9mの十一面観音像を造立し、「赤田の大仏」として知られるようになった。寛政7(1795)年、6代藩主隆恕(たかのり)から寺領を賜り、岩城氏の祈願所となった。現在の観音像・本殿は明治21(1888)年の火災後に再建されたものである。