からまつじんじゃ
神功(じんぐう)皇后創建、源義家の再建と伝えられる。もと唐松山山頂にあったが、延宝8(1680)年に秋田藩三代藩主・佐竹義処(よしずみ)が現在地に移した。参道の杉並木はこのとき植えられたと伝えられ、樹齢300年を超えるものもある。秋田県を代表する杉並木として県指定天然記念物となっている。神社は安産・子宝を神として古くから信仰を集めている。奥殿、木造の獅子頭は室町時代末期の作と推定され、県指定有形文化財となっている。