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梅津憲忠
うめづのりただ
元亀3~寛永7(1572~1630)年。秋田藩初期の家老。宇都宮生まれで浪人の後、佐竹義宣に仕え半右衛門と称した。秋田に転封後藩主義宣の側近として重用された。以後渋江内膳政光とともに初期の藩政を支え、大阪冬の陣では「佐竹の黄鬼」と勇名をとどろかせて二代将軍秀忠から感状を与えられた。渋江政光死後の藩政を全面的に支えた功臣で、梅津家は代々家老の家柄となった。弟は院内銀山奉行や家老となった政景。屋敷は城の外堀に面した移転前の県立美術館の一部。角間川給人を組下に持った。寛永4(1627)年当時知行高3500石。