秋田の基礎知識

地ワイン

じわいん

①天鷺ワイン(あまさぎわいん)

岩城町(現由利本荘市)の天鷺山に天鷺速男(あまさぎはやお)という豪族が居を構え、亀田地域一帯を支配し、この地を天鷺郷と呼んでいたといわれる。ここで生産されるプラムを原料としたワインにその名を付けたもの。 昭和63(1988)年から発売を開始した。町内で完熟したプラムを原料に使用することにより、フレッシュでフルーティなプラムワインに仕上げられて人気も高い。

②大森ワイン

ドイツの代表的な高級白ワイン用ブドウ「リースリング種」を大森町(現横手市)で栽培し、大手ワインメーカーのメルシャンによって昭和61(1986)年初ヴィンテージされた。 フルーティで甘さと酸味のバランスの良いワイン。甘口・辛口のほか、平成18(2006)年には発売20周年記念としてスパークリング(発泡)ワインも発売された。
なお、このほか秋田の地ワインとして、阿仁またたびワイン(北秋田市阿仁)、白神山地ワイン(藤里町)などがある。