秋田の基礎知識

銀行 秋田銀行 北都銀行

ぎんこう あきたぎんこう ほくとぎんこう

県内に本店を置く銀行は秋田銀行と北都銀行の2行である。 秋田銀行は明治12(1879)年1月設立の第四十八国立銀行と明治29(1896)年5月設立の旧秋田銀行が源流である。 その後、数度の合併を繰り返した後、旧秋田、第四十八、湯沢の3行が昭和16(1941)年10月に合併して現在の秋田銀行がスタートした。 明治45(1912)年に完成した旧秋田銀行の赤レンガの本店は、現在は「秋田市立赤れんが郷土館」として県民や観光客に親しまれている。
 一方、北都銀行は明治28(1895)年5月設立の増田銀行(大正11〈1922〉年羽後銀行に改称)に源を発する。 二度の合併の後、平成5(1993)年4月に秋田あけぼの銀行(昭和24〈1949〉秋田無尽として設立、昭和26〈1951〉年秋田相互銀行に改称、 平成元〈1989〉年秋田あけぼの銀行に改称)と合併した。 また、平成21(2009)年10月には山形県鶴岡市に本店を置く荘内銀行と共同持株会社「フィデアホールディングス株式会社」(本社:宮城県仙台市)を設立し、経営統合した。