秋田の基礎知識

電力 地熱発電

でんりょく ちねつはつでん

地熱発電は地下に存在する高温の水を利用して電気を起こすものである。 地熱発電所は平成22(2010)年度末現在、全国で15カ所稼働しているが、このうち3カ所が本県に所在する。 昭和49(1974)年に大沼(鹿角市)、平成6(1994)年に上の岱(湯沢市)、平成7(1995)年に澄川(鹿角市)の各地熱発電所が運転を開始した。 認可出力は大沼(9500kW)、上の岱(2万8800kW)、澄川(5万kW)である。
 現在、県内では湯沢市小安地域にある栗駒国定公園内で、新たに地熱発電所の建設が計画されている。 平成25(2013)年中にも掘削調査が開始され、事業化には約10年かかる見込みである。