秋田の基礎知識

電力 能代火力発電所

でんりょく のしろかりょくはつでんしょ

能代火力発電所は東北電力(株)の火力発電所で、能代市字大森山に所在している。 1号機は平成5(1993)年5月、2号機は平成6(1994)年12月にそれぞれ運転を開始し、現在の総出力は120万kW、27万5000ボルトで能代変電所に送電している。 主燃料は石炭で、年間約270万t使用する。そのほか、近年は地球温暖化対策の一環として木質バイオマス燃料を導入し、石炭と混合・粉砕、粒状にして使用している。 敷地面積は約109万m²あり、発電所の排熱を利用した熱帯植物園を含むPR施設「能代エナジアムパーク」を併設している。