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工業 合板・集成材
こうぎょう ごうはん・しゅうせいざい
合板とは、丸太から薄く剥い板(単板)を、木目の方向が直交するように交互に重ね、接着したもの。
県内のメーカーは針葉樹構造用合板を主力製品とし、全国屈指の製造量を誇る。
原料については、以前は主に北洋カラマツが使用されていたが、近年では秋田スギ間伐材の利用が大幅に増加している。
平成22(2010)年の普通合板出荷額は168億6800万円で全国3位。
集成材とは、ラミナ(ひき板)を木目方向と平行に並べ積層接着した材。
寸法精度、強度性能が高いという特徴から住宅構造材への利用が急速に普及した。
原料は主に欧州から輸入した製材が使用されている。県内には管柱の製造量が全国上位のメーカーが数社存在する。
平成22(2010)年の出荷額は194億3100万円で全国2位。