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林業 秋田スギ
りんぎょう あきたすぎ
スギは日本特産の針葉樹で古くから建築用材として利用されてきた。 なかでも秋田産のスギを「秋田スギ」、天然のそれを「天然秋田スギ」と呼ぶ。 天然秋田スギは、年輪の幅が狭く、均一な木目をもち、強度に優れるという特徴を持ち、その林は日本最大美林の一つとされる。 米代川流域が産地として知られ、木材産業が発達した。天然秋田スギは戦中および戦後復興期の大量伐採により希少資源となった。 一方、秋田スギ人工林は年々蓄積が増加し利用拡大が課題となっているが、近年、乾燥秋田スギ製品の生産拡大のほか、合板や集成材への利用が進められている。