秋田の基礎知識

長崎宏子

ながさきひろこ(現姓・春日)

元水泳選手(平泳ぎ)。昭和43(1968)年、秋田市生まれ。 小学生の時から天才少女として注目を集め、昭和55(1980)年のモスクワ五輪の代表選手に選ばれ、日本がボイコットしなければ夏季大会初の小学生選手となっていた。 昭和59(1984)年のロサンゼルス五輪では、東欧選手の不参加で金メダル最有力候補となったが、膝の故障で200m平泳ぎ4位入賞が最高だった。 なお、この年に記録した100m平泳ぎの日本記録は、その後11年間も破られなかった。続くソウル五輪にも出場するが結果はふるわず、平成3(1991)年に現役を引退。 秋田県立総合プール名誉館長。