いしいばく
舞踏家。明治19~昭和37(1886~1962)年、旧山本町(現三種町)生まれ。秋田中学中退後作曲家を目指して上京、帝国劇場の研究生となる。大正4(1915)年東京オペラ座を結成。新舞踏運動を展開し、「舞踏詩」を確立した。大正11~14(1922~25)年欧米で舞踏公演を行い「純粋舞踏の天才」と絶賛された。代表作「人間釈迦」。全日本芸術舞踏協会初代会長。「大いなる秋田」作曲で知られる音楽家・石井歓は漠の子息。