秋田の基礎知識

秋田県民歌

あきたけんみんか

昭和5(1930)年制定の県民歌。公募で入選した5篇の歌詞の中から東京音楽学校教授・高野辰之が倉田政嗣(まさつぐ)のものを採用、歌詞を修正・補作した。作曲は当初小松耕輔が予定されていたが、事情により本県出身の作曲家・成田為三が担当した。昭和43(1968)年の国体では石井歓(かん)作曲の「大いなる秋田」(第3楽章)に取り入れられ、県民に親しまれることとなった。本県の公式行事を中心に様々な場で歌われている。これとは別に、昭和34(1959)年に公募をもとに制定した大久保笑子作詞、菅原良昭作曲の「県民の歌」がある。