秋田の基礎知識

じゅんさい

じゅんさい

じゅんさい

じゅんさいはスイレン科の多年草で、夏に出る若芽を食用とする。 別名「ぬなわ」ともいい、夏の季語である。 旧山本町(現三種町)はじゅんさいの産地として有名で、その生産量は日本一を誇る。 若芽を覆うゼリー状の寒天質が厚いほど高級品とされ、ぬめりのある食感を楽しむ。 生じゅんさいは軽く水洗いしてざるにとり、湯どおしをして食べる。酢の物のほか、汁物や鍋物の具や天ぷらとして食べることもある。