鵜ノ崎海岸
うのさきかいがん
日本の渚百選に選ばれた男鹿市の鵜ノ崎海岸は、遠浅の岩礁帯で潮位が下がると全体を見渡すことができる。 注意してみてみると、西側にはすり鉢のような向斜構造が、東側にはお椀を伏せたような背斜構造があることに気づく。 これらは、地殻変動によって地層が大きく歪む褶曲(しゅうきょく)によってできたものである。 一帯はほとんどが女川層からなっており、板状の硬質頁岩が特徴的である。 海岸には細かく砕けた頁岩が打ち上げられており、中に魚骨や魚鱗、貝類の化石を見ることができる。
■問い合わせ先
0185-24-4700
(男鹿市観光協会)