秋田の基礎知識

ツツガムシ

つつがむし

「恙(つつが)なく」という日本の時候のあいさつにもなっているのは、このツツガムシのことだとされる。 秋田県では「ケダニ」ともいわれ、雄物川流域に多く発生していた。 病原体は0.3ミクロンのリケッチア・オリエンタリスという微生物だが、ツツガムシが感染していて、この病原体を持ったツツガムシに刺されると、約10日間潜伏期間を経て、高熱になる。 20%前後の高率で死亡していたが、戦後、抗生物質が発見され、激減している。 それでも毎年、死亡者が発生している。

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(秋田県観光連盟)