角館のシダレザクラ
かくのだてのしだれざくら
角館のシダレザクラは、主に藩政時代に各屋敷ごとに植えられたもので、武家屋敷(国の重要伝統的建造物群保存地区)の黒板塀に映える優美な姿が全国的な人気を呼んでいる。 佐竹北家2代佐竹義明(よしはる)は京都の公家三条実号(さねな)の娘を妻に迎えたが、姫の輿(こし)入れの道具の中にシダレザクラの苗木3本が入っており、それが始まりだという説がある。 現存するシダレザクラは152本、樹齢100~300年ほど、根元回りは3m余、樹高20mを越すものもある。
■問い合わせ先
0187-54-2700
(角館町観光協会)