秋田の基礎知識

米代川

よねしろがわ

米代川

秋田・青森・岩手県境にまたがる中岳(標高1024m)に源を発し、総延長136km、東北地方第5位の大河(秋田県側110km、秋田県第2位の長流)で、流域面積4100平方kmの1級河川。 米代川の語源は「米のとぎ汁のように白い川」と言われている。延喜15(915)年十和田湖火山が大噴火を起こし、その火山灰で白く濁った川の色を表現したとも言われている。 米代川流域には鉱山が多く尾去沢、小坂、阿仁などの鉱山から出る鉱石は米代川での舟運で運ばれた。また流域は優れた杉材の産地でもあり、米代川を使って運ばれた。 特に、丸太を筏にして川に流す筏(いかだ)流しは昭和39(1964)年まで続いた。

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018-860-2267
(秋田県観光連盟)