秋田の基礎知識

八郎潟

はちろうがた

八郎潟

かつては琵琶湖に次ぐ日本第二の広さを誇る湖であった。 周囲78km、面積2万2024ha、水面高度0m、平均水深3m、塩分0.21~0.26%で、うたせ舟などを利用した漁業が盛んであった。 小魚が多く捕れ、現在も周囲に佃煮(つくだに)製造業が多いのは、そのためである。 昭和32(1957)年から始まった干拓事業により、昭和39(1964)年、大潟村が誕生し、約4820haが調整池と承水路として残っているだけである。 現在は釣りのメッカとして、冬の氷上釣りなどが風物詩なっている。 大潟村は、冬期、冬鳥の渡りの中継地となっており、マガンやヒシクイ、カモ類、ハクチョウ類などが多数飛来する。
参照: 八郎潟干拓事業

■問い合わせ先
0185-45-2111
(大潟村)