角館祭りのやま行事
かくのだてまつりのやまぎょうじ
7日宵宮から9日までの3日間、角館の夏に繰り広げられる勇壮な飾山囃子(おやまばやし)。西勝楽町の成就院薬師堂の祭りで藩制期中頃からの記録があり、明治初期からは神明社祭典も合同し、町内の氏子が取り行っている。
ヤマは高さ約4m、重さ約3t、8日には佐竹北家への上覧が行われ、祭りが最高潮に達するのが山ぶつけと呼ばれるもので、
各町内の曳きヤマが出会うと道の優先権をめぐって交渉が行われる。
それが決裂すると、曳き手100人が巨大な曳きヤマを激しく衝突させる、迫力ある山ぶつけが有名。
開催日 9月7~9日
国指定重要無形民俗文化財