猿倉人形芝居
さるくらにんぎょうしばい
猿倉人形芝居は、創始者池田与八の出生地、百宅(ももやけ)の地名から百宅人形とも呼ばれるが、
弟子の真坂藤吉の出身地猿倉の地名からつけられた名称が全国的に知られている。
猿倉人形芝居は立派な興行施設など必要なく、普通の民家で簡単に演ずることができるため、一般の民衆に大変受けた。
特徴は手妻操法と呼ばれる素早い人形カシラの交換と、裾突込(すそつっこみ)、指人形ハサミ式、
ひとり両手使いなどで、それらを駆使した人形芝居「鬼神のお松」やリズミカルな手さばきの「鑑鉄和尚の笠踊り」も見のがせない演目。
開催日 4月中旬
県指定無形民俗文化財