秋田の基礎知識

東湖八坂神社の統人行事

とうこやさかじんじゃのとうにんぎょうじ

東湖八坂神社の統人行事

東湖八坂神社は五穀豊穣、漁業安全を願う湖畔の社(やしろ)として農民、漁師の信仰を集めてきた。 この神社のトウニン行事は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の八岐大蛇(やまたのおろち)退治の故事と八郎潟周辺に伝わる水神信仰が合わさった行事で、 現在もなお天王と船越が分担して行っている。 天王側から牛乗り、船越側は船越水道に浮かべた船上で蜘蛛舞を演じる。 当年の本番とその前後1年ずつの長い年月にわたって、準備から本番まで交代の統人制の下で厳格に行われる。

開催日 7月7日
国指定重要無形民俗文化財