秋田の基礎知識

駒形のネブ流し行事

こまがたのねぶながしぎょうじ

駒形のネブ流し行事

長い杉の木の縦竿に、同じく杉の横竿を2段にして柳の枝を巻きつけ、それに丸堤灯を下げたネブを3本、横竿が一段のものが2本と、 すべて5本のネブをそれぞれかざして、この夜、集落の上から各戸を巡る。 ササラ囃子にのせて、「ネブ、ネブ、流えれー、ゲガジ(不作)も流えれー」とはやしながら集落下手にいたり、竿につけた柳を駒形川に流してやる。 この行事は素朴ながら、なぶり流しの原形をしのばせるものとなっている。

開催日 8月6日
県指定無形民俗文化財