秋田の基礎知識

泥湯温泉

どろゆおんせん

泥湯温泉

延宝8(1680)年に湯治場が開かれたという記録が残る。 明治の頃には"安楽泉"とも呼ばれ、近郷近在の湯治に利用されて、県南で最も賑わっていた温泉場の一つであったが、山あいの鄙(ひな)びた湯治場情緒が好まれ、近年は都市部からの観光客が多い。 噴気が立ちこめる山中のくぼ地に、数件の素朴な湯宿が寄り添うようにして建つ独特の風情を持っている。

●泉質/単純硫化水素泉
●効能/リウマチ、高血圧症、動脈硬化症など

■問い合わせ先
0183-73-2111
(湯沢市商工観光課)