秋田の基礎知識

酒蔵見学

さかぐらけんがく

米どころである秋田は日本有数の酒どころでもある。 秋田の酒造りは、11月、冬の到来とともに始まり、12月から2月にかけての最も寒い時期が最盛期となる。 この時期は、寒く冷たく降る雪と書いて「寒冷降雪期」と呼ばれ、この気候・環境がうまさの大きな秘密になっている。 降雪によってきれいに浄化された空気は、お酒の発酵を手伝い、多くの雪に埋もれた酒蔵は室温を安定させる。 淡麗かつ滑らかな味わい、そして繊細な余韻を楽しませてくれる秋田の「美酒」は、寒さと雪がもたらした郷土の財産である。 秋田の多くの酒蔵では、そうした独特の酒造りの工程が見学できる酒蔵解放のキャンペーンイベントを、2月上旬から3月中旬にかけて行っている。 (通常の見学を通年受け入れている酒蔵も多い)

■問い合わせ先
018-863-6455
(秋田県酒造協同組合)