秋田の基礎知識

小田野家

おだのけ

小田野家

秋田蘭画の祖として知られる小田野直武は小田野本家の出身だが、当家はその分家にあたる。現在地に居を構えた当初は25石の石高だったが、居合の師範をしており、家伝の目薬をつくり藩から眼科治療を認められていたこともあり、幕末には88石まで禄を増やした。現在の屋敷は明治33(1900)年の角館大火後に再建されたものだが、武家屋敷の特徴はよく残している。無料公開。

■問い合わせ先
0187-43-3384
(仙北市教育委員会文化財課)