こしおうじんじゃ
元亀元(1570)年、大曲孔雀城主冨樫左衛門太郎が、領主戸沢氏の奉行として、飛騨の名工甚兵衛に造らせたといわれている。入母屋造りこけら葺き、妻入りの本殿は、くぎを1本も使わない豪快な組み合わせ建築と優美な彫刻が随所にほどこされ、和・唐・天竺(てんじく)様を融合した独特の建築様式。国指定重要文化財。